熱帯魚をショップで購入した時に自宅まで持ち帰るのは、帰った時にちゃんと生きているか不安になりますよね?
人間も環境の変化で風邪を引いたりすることもあります。
それは熱帯魚も同じで病気になったり弱ったりする可能性があります。
しかし、適切な対応を行えば、お家に持ち帰っても元気に水槽で泳いでくれますよ。
今回はしっかり解説をしていきますので購入前の参考にしてみてくださいね。
持ち帰る時に準備しておくもの(発砲スチロール・新聞紙など)
お家からショップまで歩いて数分圏内なら、すぐにお家に帰る場合は何も心配いりません。
車での移動の際に重宝するアイテムを紹介します。
出来ればトランクに45㎝×30㎝程度の「発泡スチロール」を用意しておくと便利です。
理由としては、2つあります。
1つ目は温度管理です。
熱帯魚の主な飼育水温として20℃から26℃くらいの温度幅で飼育する種類が多いと思います。
熱帯魚もショップでは適正な温度で管理されているのに、いきなり環境が違うところに移動されたらビックリしますよね。
特に夏場や冬場の発泡スチロールは保冷・保温に大活躍します。
夏場は発泡スチロールに保冷剤を入れて水温をコントロール、冬場は発泡スチロールにホッカイロを入れて水温をコントロールすれば、熱帯魚も体調を崩しにくいため、持ち帰った時に元気でいてくれるでしょう。
車で10分20分程度の移動距離ならあまり神経質にならなくても良いと思いますが、真夏に何時間も車中に放置していると車中温度が高温になってしまい、いつの間にか☆になってしまうでしょう。真冬でも同じことです。
出来るだけ、温度に気を使いながら持ち帰る計算をしてから購入をしましょう。
2つ目は衝撃吸収です。
熱帯魚ショップで購入した際は、ほぼどこのショップも同じだと思いますが、袋を2重にして空気を充填し密閉します。
しかし、熱帯魚の種類や移動の衝撃により袋が破けてしまうこともあります。
そんな時に便利なのが発泡スチロールです。うまく熱帯魚が入った袋と新聞紙などで隙間を埋めてやると衝撃を吸収してくれます。
また、熱帯魚の入った袋は出来るだけ縦置きにして持ち帰りましょう。
横向きにしてしまうと、袋の接地面積が多くなり破損の原因に繋がります。
絶対に持ち帰り道具が必要なのか?
絶対に持ち帰る際に発泡スチロールが必要ではありません。
おそらく多くの方が車での移動で持ち帰ると思います。
その際に、外の気温に合わせたエアコンなどで車内の室温を管理しておけば温度管理は心配いりません。
また、破損についてもショップが熱帯魚の種類に合わせて梱包を対応してくれると思います。
心配なら店員さんに出来るだけ持ち帰りの事故を無くしたいことをお伝えください。
持ち帰っている間の熱帯魚の酸素は大丈夫?
袋に入れられているため酸素が足りているか心配になりますよね?
大丈夫です!基本的に魚は水に溶けだした酸素をエラに通すことで呼吸をしています。
熱帯魚ショップを出るころには袋に空気がパンパンに入った状態で販売してもらえますので、よほど長時間放置しない限りは酸欠になることは有りません。
酸素を充填することで、水面から充填した酸素が水に溶けだして熱帯魚が呼吸できる仕組みになります。
ただし、購入匹数が多いと、それだけ酸素を使うことが多くなるため注意が必要です。
熱帯魚を持ち帰る時は用事の最後に
熱帯魚を元気よく持ち帰り飼育する1番の秘訣は、持ち出し時間を短くして自宅の環境に素早く適応させることが重要です。
お出かけついでに熱帯魚ショップに行って、購入することも少なくないと思います。
熱帯魚を購入して車内に放置すればするほど、☆になるリスクも比例して上がります。
熱帯魚も大事な生き物なので、飼い主の用事がすべて終わった後にお迎えすることで☆になるリスクも軽減できます。
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